【王道だが重要】7つの習慣 第1の習慣 主体的である

王道だがフランクリンコヴィーの7つの習慣を振り返る。

 

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まず7つの習慣の前に意識することは一つ

物事の見方をインサイド・アウトに変える

どういうことか。
人はあるがままの世界を見ているのではなく自分のフィルターで条件付けした状態の中で世界を見ている。

つまり相手と意見が合わない場合、自分は正しい、相手は間違っていると思う

 

しかしその意識のまま

他人・組織・環境など自分の外側が変わらないと結果も出ないと思うのがアウトサイド・イン

逆に

自分の内面・考え方・見方・人格・動機を変えることで結果を引き寄せるとする意識がインサイド・アウト

 

パラダイムシフトなんて言葉が出てくるが、物事の見方のことをパラダイムと呼び、

その物の見方は今までの自分の経験などでつくられ自分が見たいよう作られた基準で見ている。

 

それが行動の源になっているので、うまくいかない場合はこのパラダイムをシフト(転換)すべきだ。

 

簡単でいうと

周りのせいにするな。自分がどうすればもっとよくできたか考えろ

ということだ。

それを毎日の歯磨きのように習慣として積み上げて成長させるのだ。

 

ではそれを踏まえ

第1の習慣 主体的である

7つの習慣で成功に出るためにまず必要なのが「主体的である」こと。

主体的とは些細な行動でも感情的な反応に身を委ねたり、受け身で行動するのではなく

自分で振る舞いを選択する意識だ。

自分の選択を意識して行動する

主体的とは人間として自分の人生の責任を引き受けることをも意味する。

私たちの行動は周りの状況ではなく自分自身の決定と選択の結果である。

 

行動を起こすのは自分の責任であり

「自ら責任を引き受けて行動を起こす」のか

「周りから動かされる」のか

どちらの道を選ぶかによって成長や成功の機会が大きく変わる

 

主体的ではない人は仕事のミスも異性にフラれるのも何でも人のせいにする

では本当に自分の性格や行動を決めているのは自分自身のはずだ。

 

自分が他人や環境思い通りに変えることできないように

他人や環境も自分を思い通りに変えることはできない。

 

嫌な目にあったとしたら、それを防ぐ何かができたはずなのに、そうしないことを選択した自分に問題があったと考えたほうがいい。

 

よくない出来事も周りのせいではない。自分の行動の積み重ねの結果だ

 

自分のやり方が変われば相手も変わる

「あなたみたいな人は苦手」とか「しっかりした方が良い」などと批判されることがある。

だがそれは自分の本当の姿や可能性を示すものではない。

発言者が持つ歪んだ見方から出た言葉にすぎない。

 

そこで反射的に言われたから行動するのではなく、自分で自覚して行動を選択する。

反射的に行動するとそれで起こった結果はすべて単なる出来事となり、人や環境のせいにする。

 

自分で自覚して行動を選択すると結果は自分の推理や行動などが最後に落ち着くこととなり、

次の行動につなげることができる。

 

自覚することを意識できれば逆に自分が外部を刺激できることにも気づく。

周りが動くのを待つのではなく、自分の責任で行動する力を率先力という

自分の率先力の影響で相手も変わるようになる。

 

影響力が及ばないことに悩むのは無意味

世界のさまざまな物事の家自分の関心のあるものとないものを分ける境界線が「関心の輪」

そして自分の関心があるもののうち、自分が大きく影響できるものが「影響の輪」

ある物事が影響の輪に入るかどうかは、立場や状況による。

 

ただ、他人の欠点や周囲の環境ばかり気になる人は「関心の輪」に集中してしすぎている。

 

だから関心があっても影響を及ぼすことのない物事に対してヤキモキしていても何も始まらない

それより自分の「影響の輪」に集中するほうが大切だ。

自分が影響できる物事に対して主体的に行動し率先力のエネルギーを発揮できれば周囲に変化が起こり影響の輪を広げていくことができる。

 

「関心の輪」に悩んだところでどうにもならない。自分の「影響の輪」に集中しろ

 

影響力を高めるために小さいことから始めよう

主体的に行動してもすぐ望む結果になるとは限らない。

人は行動を選択する自由はあるが、行動の結果を選択する自由はないため、結果は影響の輪には絶対に入らない。

 

同じく影響の輪に入らないものが”間違い”。

結果が悪ければ行動を後悔することはできるが、起きてしまった間違いを取り消すことはできない。

つまり自分が変えられるのはその後の行動だけ。

 

試行錯誤して改善した行動を積み上げて少しずつ影響の輪を広げていくしかないのだ。

主体性の本質は個々の行動に責任を持つことが第1の習慣の礎となる。

 

自分で選択した結果を試行錯誤して改善し、行動する習慣を積み上げろ

 

第1の習慣まとめ

周りのせいにするな。自分がどうすればもっとよくできたか考えろ

よくない出来事も周りのせいではない。自分の行動の積み重ねの結果だ

「関心の輪」に悩んだところでどうにもならない。自分の「影響の輪」に集中しろ

自分で選択した結果を試行錯誤して改善し、行動する習慣を積み上げろ

 

以上、幸運を祈る

 

第2の習慣

【王道だが重要】7つの習慣 第2の習慣 終わりを思い描くことから始める

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