王道だがフランクリンコヴィーの7つの習慣を振り返る。
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今回は第3の習慣を解説していく。
第3の習慣 最優先事項を優先する
忙しさに身を委ねているとその場は充実するかもしれないが人生を振り返ってあれこれしたかったと後悔が残る
緊急ではないが重要なことに時間を使う。
第1の領域
緊急
重要なこと
- 締め切りのある仕事
- 急な約束
- 災害
第2の領域 ※最優先事項
緊急ではない
重要なこと
- 人間関係作り
- 健康維持、自己啓発
- 勉強
第3の領域
緊急
重要ではないこと
- 日々の電話や会議
- 重要ではないメール
- 突然の来客
第4の領域
緊急ではない
重要ではない
- 待ち時間
- テレビやネットをだらだら見る
- 長時間ゲームをする
時間管理が成長を妨げる
そもそも時間管理と言う言葉自体間違っている。
時間を管理することではなく自分自身を管理することだ。
スケジュールに予定を隙間なく埋め、効率よくこなすことで充実した生活を手に入れられると考えがちだが、
スケジュール重視だと大事な作業や議論が行われていても時間が来たら終了となり、中途半端に済まされてしまうこともある。
そしてスケジュールに空きがあると人生の目的と無関係な自由時間をだらだら過ごしてしまう。
時間は自分の意思に関係なく刻々と進むもので管理しようとしてもできない。
管理すべきは最優先事項を優先するという行動の順序である。
行動の順序を4つの領域で整理し、第2の領域を増やす
そのためには第1の領域を減らすのは難しい、第4の領域と第3の領域を減らす。
なぜ第2の領域を増やすのか?
目の前に現れた用事が緊急に見えなかったとしても、それは人生そのものに関わる事柄立ったのかもしれない
それを選択するには、正しい原則、もっとも深い価値観に従って生きるための覚悟もいる。
時間管理ではなく、最優先事項の行動を増やせ
スケジュールの立て方
スケジュールは役割と目標で考える。
そして1週間の目標に第2領域にある事項の目標を2、3個選び
まず最初にそのスケジュールを決める。その後からそれ以外の予定を入れる。
1週間の始まりに必ず確認して優先事項の意識を高める
スケジュール通り行かないことも起こり消化できない予定がたくさん出るが問題ない
予定はこなすことが目的ではない。こなした数や時間ではなく、
「大事なことを優先した」というマネジメントの結果だからだ。
優先事項に基づいて毎週計画し実行する力を育成すれば自分の人生を生きることができる。
スケジュールは優先事項から計画し実行して自分の人生を生きろ
急ぎの用事に振り回されるな
急ぎの用事から対応する人生は常に振り回されて終わる。
優先順位に基づいて毎週計画し実行する力を育成すれば自分の人生を生きることができる。
第3の領域を減らすのは難しいが自分が中心に置いた原則を思い出し、ノーと言うしかない。
重要ではないことには勇気をもってノーと言え
人に任せるデリケーション
任せることでお互い成長できることもある。
時間が足りないときは、全部自分で行おうとせず、人に任せると言う方法もある。
人に任せることで自分のエネルギーや時間をほかの活動に注ぐことができる。
だが嫌がる人が多い。
- 準備や指示が面倒
- 進捗が気になる
- 質問がうるさい
- 結果が自分のイメージと異なる
など
こういう人はデリケーションが下手なだけだ
相手にどう動いてもらえばもっと大きな成果が得られるのかを意識する
そのために相手の自覚・想像・良心・意志を尊重した任せかたがいい
つまり
- 望む結果(任せた結果なにを達成したいのか)
- ガイドライン(守るべき基準やルール)
- リソース(達成のために使える人員、資金、技術、組織)
- アカウンタビリティ(成果を評価する基準進捗の報告を求める時期)
- 評価の結果(評価の内容)
を具体的によく話し合う
デリケーションが上達すれば自分のマネジメント力も向上する
最優先事項を優先するために人に任せろ
まとめ
時間管理ではなく、最優先事項の行動を増やせ
スケジュールは優先事項から計画し実行して自分の人生を生きろ
重要ではないことには勇気をもってノーと言え
最優先事項を優先するために人に任せろ
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