王道だがフランクリンコヴィーの7つの習慣を振り返る。
深く読み込む時間がないなら要点を抑えて短時間でサクッと読める漫画版がおすすめだ。
今回は第4の習慣を解説していく。
第4の習慣 WinWinを考える
双方にメリットがある道が真の正解。勝者がいれば敗者がいるのはゲームの世界でだけでいい。
自分の権力や地位に物を言わせる態度で他者を打ち負かせて手にするのは成功ではない。
関わった全員の為になるように人間関係を築くことが公的成功である
WinーWinの根本には全員が満足できる方法が十分にあると言う考え方で
全員が勝者になれると考え、自分のやり方他の人のやり方でもない、もっとよい、もっとレベルの高い方法だ。
自分だけよければいいではなく、お互い納得できる方法を考えろ
人間関係には6つのパターンがある
1.WinーWin
両者が納得する第3の案。
2.WinーLose
自分が儲けるために他者に無理な取引をする。
自分が楽をするために仕事を押しつける。
3.LoseーWin
相手に好かれたいので自分の不利益を受け入れる。
衝突を避けた結果、相手は満足し、自分はいいなりになる。
4.LoseーLose
相手を負かしたい一心で、自分もリスクのある行動をしてお互い損をする。
足の引っ張り合い。
5.Win
自分の欲求や目的だけ考え、他人の不幸や迷惑は考えない。
迷惑行為。
6.NoDeal
場合によっては取り引きしない
WinーWinが難しい場合次は取り引きしないの選択肢が理想だ。
与える人が豊かになれる
他の人の幸せを妬む人は、誰かが幸せになるとその分自分が損するような発想になってはいないか?
安心してほしい、幸せの量は一定ではなく新しく作ることができる。
人に与えることで自分にも幸せが返ってくるのだ。
例えば、疲れている時に電車で座ったあとお年寄りの方が目の前に立ったとしよう
下を向いて気が付かないふりして座っていたところで疲れが大きく回復するわけでもなく、
お年寄を目の前にして席を譲れなかった罪悪感などでいい気分ではない。
席を譲り降りる時にありがとうねと言われると自分もうれしくなり、すごくいい気分になる。
与えることでお互い豊になる、自分から与えろ
WinWinを支える5つの柱
システムとプロセスの土台の上に人格、関係、合意がある
1.人格
自分の人格が充実しており相手が認めている。
2.関係
お互いに信頼関係が強く結ばれている。
3.合意
双方が納得した合意がなされている。
4.システム
業績によって増減するボーナスWinLoseのシステムではチームのために頑張れと言ってもそもそもシステムがそうなっていない。
チームの業績が上がればチーム全体の評価があがるシステムに転換する必要がある。
5.プロセス
相手を理解し、解決すべき課題を明確にし、確保すべき結果を明確にし
結果を達成するための選択肢を出し、お互い納得する。
Win-Winは結果だけ求めてもうまくいかない。
人間関係を充実させる信頼口座の残高を増やす
1,2,3の習慣を身につけた上で4,5,6の習慣を身につける
1,2,3,は基礎体力で、基礎体力を高め、4,5,6を身に着け、技術で試合で結果を出すイメージだ。
人間関係もこれににている成果を求めて交渉術会話術や小手先のテクニックを学んでも
一時的にはうまくいくように見えるかもしれないが、その人の器が小さければ長続きしない
Win-Winを目指すことも同様に、相手から深い信頼を得られなければ成果は得られない。
そこで大事なのは信頼口座の残高を増やすことだ。
人からの信頼は銀行口座のように増減するという考え方だ。
約束を破る、無礼な振る舞い、不誠実な態度をとれば信頼口座の残高は減る
約束を守ったり、気遣いをすることで残高は増える。
例えば、毎日会う同僚には話せなくても数年ぶりに会う旧友には打ち明けられることがあるのは、
長年培ってきた信頼口座の残高が高いからだ。
信頼口座の蓄えを散財している人は人から尊敬されず、公的な成功はつかめない。
信頼口座の残高を増やすには
- 相手の価値観や重視していることを本当に理解しようとする。
- 小さな思いやりや礼儀を大切にする
- 約束を守る
- お互いに期待することを明確にし、誤解を生まないようにする
- 誠実さを言動で示す
- 過ちは心から謝る
ま、どれも良好な人間関係を築くために当たり前のことを積み上げるしかない。
信頼口座の残高を増やすように人として当たり前のことを積み上げろ
まとめ
自分だけよければいいではなく、お互い納得できる方法を考えろ
与えることでお互い豊になる、自分から与えろ
信頼口座の残高を増やすように人として当たり前のことを積み上げろ
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