今回はドラッカーのプロフェッショナルの原点を要約していく。
1.仕事で成果を上げるには成されるべきことを成す
自らの組織で何をすべきか、その中で自分は何をすべきかを考える。
そして、意思決定は常に自分がトップのように組織全体の成果を考える。
何をするべきかわからないままやみくもに目の前の仕事に手を付けても
仕事は片付くが、成果は上げらない。
無駄な仕事を優先して、本当に優先しなければいけない仕事が終わっていなければ
成果は上げられないだろう。
常に成果を上げるためには何をすべきか考えろ
2.成果を上げる最大の難関は自分を取り巻く環境である
自分の周りの環境が成果を上げることを妨げようとする。
人に時間を奪われ、雑事の追われ、会議に時間を取られ、
決めたことをやらない他の人のフォローをし、組織の中で歪んだ価値観で周りをみている。
成果を挙げることに集中し、自らの成果を挙げるため邪魔しているものは何かを考え排除する。
時間は有限でかけがえのない資源である。
あらゆることは時間を必要とするが、時間は増やすことはできない。
時間をどう使うかマネジメントできていなければ、何もマネジメントできない。
自らの時間で非生産的な要求は排除するべきだ。
まとまった時間がなければ成果は挙げられない
成果を出すために時間をマネジメントするための3ステップ
1.時間を記録する
2.分類する
3.整理して時間をまとめる
時間整理の方法
行う意必要のない仕事を見つけて捨てる。
仕事の一つ一つについて、その仕事をしないと何が起こるかを考える。
何も起こらないのであればその仕事は破棄する。
必要なら復活せざるを得なくなるので、破棄しすぎを心配する必要はない。
今やっている仕事をやめ、何も起こらないのであればその仕事は破棄しろ
仕事を任せる
自分が重要な仕事に取り組むには、人にできる仕事は人に任せるしかない。
仕事の一つ一つについて自分でなくてもできるかどうか考え、人を選んで任せる。
こうしてまとまった時間を増やす工夫をする。
仕事を人に任せられないか常に意識しろ
締め切りを設ける
手持ちの仕事に優先順位をつけ、重要な仕事、乗り気のしない仕事、それぞれに締め切りを設定していく。
締め切りがないものなどは行う必要があるかを考え、不要なら排除する。
常に締め切りを設定する癖をつけろ
人の時間を無駄にしない
人の時間を無駄にしている恐れのある仕事を排除する。簡単な方法は相手に聞いてみることだ。
相手の時間を無駄にしているということは自分の時間も無駄になっている可能性が高い。
成果1+1=2のはずが、0+0=0となっていないか?
人の時間を無駄にするな
会議を無駄にしない
会議を開催するときは、会議の目的を明確にし、あいまいな会議は開かない。
また、会議の目的に関連する参加者だけを選ぶ。
関係ない人をいろいろ呼んでも、会議に参加しない人が増えるか、
参加したからには何か発言をしないとと、的外れな話に時間を使ってしまう。
会議の目的を明確にしろ
前半まとめ
常に成果を上げるためには何をすべきか考えろ
まとまった時間がなければ成果は挙げられない
無駄な仕事は排除しろ
仕事を人に任せられないか常に意識しろ
常に締め切りを設定する癖をつけろ
人の時間を無駄にするな
会議の目的を明確にしろ