PCを使った業務を効率よくこなすにあたって、改善ポイントとして考えられるのがPCの操作。
今回はあまり知られていないWinキーを使ったショートカットを紹介する。
ショートカットを知るだけでマウスポチポチ選択するのと比べて倍以上の差が付く。
一つの操作に5秒が付いていたとしよう。一日に100回操作していたら?
知っている人に比べ500秒無駄に時間を過ごしている。
約一年250日に換算すると125000秒=2083分=約35時間
つまり4日以上ただ机に座ってぼーっとしていると同じくらい時間を無駄にしている。
ぜひ使いこなして自分のものにしてパキパキ仕事をこなしてほしい。
時間を作っていくためには必要な知識だ。
★5 絶対覚えるべきショートカット
知ってる人も多いと思うが、知らないものがあれば、
絶対おぼえるべきショートカット
(1)Winキー+shift+S (画面キャプチャー:Snipping起動)
スクリーンショットを押してペイントに張り付けて範囲を変更なんてやり方は時代遅れだ。
5秒どころではなく、各段に効率が良くなる。
さっそく押して、範囲を選択してみてほしい。するとクリップボードに保存されている。
後はcrtl+Vでメールなり、保存するなり報告書に張り付けるだけだ。
(2)Winキー+alt+PrintScreen (画面キャプチャー:ファイル保存)
もう一つのキャプチャーとしてアクティブウィンドウをファイルとして保存する方法だ。
Win+Gでギャラリーを呼び出せる。
(3)タスクバーをマウス中央クリック(新しいウインドウで開く)
すべてに対応しているわけではないが、デュアルディスプレイ環境では必須のコマンドだ。
主にExcelで票を見つつほかのファイルのExcelに入力していく時など、行ったり来たりしなければいけないが、
タスクバーにあるエクセルをマウスの中央でクリックすることで新しいエクセルの窓が開くので、
左右の画面に並べて作業ですれば効率が格段にいい。
※Excel2013ではデフォルトでそうなったのでExcel2010以前の人向け
(4)Winキー+Tab (ウィンドウの切り替え、仮想デスクトップ切り替え)
定番中の定番のショートカット、今開いているウィンドウをビジュアルで一覧で確認できる。
エクセルとワードとPDFととあれこれ開いてどこに行ったか分からなくなってしまった時使える。
キーボードを使った効率化の初級編といったところだ。
このコマンドを使わずデュアルディスプレイを駆使できれば上級者の仲間入りだ。
ウィンドウを選んで仮想デスクトップの移動もできる。
(5)F2 (名前の変更、Excelではセルの内容編集)
F2を押すだけで名前を変更できる。
何個もファイル名を変更するときなどは必ず使うべきだ。
Excelでは今カーソルのあるセルの内容を編集出来る。
ダブルクリックでもいいのだが、いま入力が終わって次のセルに行ったときなど
手がキーボードにある状態でマウスを持ちダブルクリックせずともF2を襲えば編集できる。
ダブルクリックがダブルクリックで来てなかったなどちょっとしたストレスもなくなる。
(6)F4 (Excel繰り返し)
主にExcelで使えるのがF4だ。
セルの色を変更してそれを同じことをほかのセルでもしたい時など
F4を押すだけで同じ動作を繰り返すことができる。
★4 次に覚えるべきショートカット
(7)Win + 矢印(ウィンドウ操作)
↑最大化
↓最小化
←左に寄せて整列
→右に寄せて整列
マウスでクリックしてもいいのだが、
デュアルディスプレイの場合マウスだと通過してしまうため。
キーボードで操作した方が確実に張り付けられる。
(8)Win+D(デスクトップ表示)
同様にWin+M、Win+Home、などがある。
使い分けは
Win+Dは一度デスクトップを見てファイル名とかを確認するだけの時
Win+Mの後はWin+shift+Mで復元できる。ほかのファイルを開いた後も復元可能
Win+Home アクティブウィンドウ以外閉じる。
自分はWin+Dが一番使用頻度が高い。
(9)Win+V(クリップボードの履歴)
クリップボードは1個しかないので、一つ前の物を呼び出したいとしてももう一度コピーしなおしたりしていたが、
このコマンドを知ると、クリップボードの過去の履歴が表示される。
リストから選ぶだけで、過去のクリップボードを張り付けることができる。
(10)Win+数字(タスクバーにピン止めしているアプリ起動)
タスクバーにピン止めしているアプリ起動できるので、
よく起動するアプリをピン止めしてやることでクリックせずに起動できるようになる。
ただし、片手で届く範囲でないとマウスで押した方が早いので、
3つか4つくらいまでに抑えるがおすすめだ。
(11)仮想デスクトップ切り替え Win+ctrlt + ←→(仮想デスクトップ切り替え)
使いこなせると便利なのが仮想デスクトップ。
一つのデスクトップでいろんなフォルダやファイルを開くとごちゃごちゃになる。
そんな時タスクごとにデスクトップを切り替えることで1つのタスクに集中できる。
よくあるトラブル時
窓が画面の外に行ってしまった
タスクバーにマウスを重ねると小さなプレビューが出る。
そのプレビューを右クリックして移動「M」を押す。
マウスでクリックか、キーボードの「M」
一度キーボードで矢印キーを押すと、マウスで好きなところに移動できる。
いちいち覚えられない
いちいち覚えられない場合、ガジェットをつかってショートカットを登録する手もある。
任意のキーに操作を登録できるので、
よく使うソフトをショートカットに追加したり
よく使うテキストを登録したり
よく使うコマンドを登録したりとマクロを使えばいろいろできる。
本業を早く落ち着かせ、ライティングの時間を多くとれるようになったらいつか導入したいと考えている。