【エフォートレス思考】楽して結果を出す方法 ②行動 

前回のエフォートレスな精神に引き続き

今回はエフォートレスな行動について3つ厳選したので紹介していく。

コタマガ

どんなに効率を上げても、やることが減らなければやりきれない まずはこれまでの当たり前を疑い、変化することが必要だ。 そこ…

エフォートレスな行動

全く頑張らないのは論外だが、頑張りすぎてもパフォーマンスが落ちる。
根性で頑張るとか、気合で乗り切るとかは、むしろ害にしかならない。
成果が上がらないだけでなく、心と体も燃え尽きてしまう。
それよりも、目指すべきはゾーンやフロー状態だ。何も考えなくても最高の状態で、時間を忘れて没頭できる。
この状態になることが、成果を出すために必要な状態だ。

1. ゴールを明確にイメージする

仕事を困難にするにはゴールをあいまいにすることだ。
明確なゴールがない仕事は決して完成させられない。
逆に仕事を終わらせるには明確なゴールを設定する必要がある。

もっと痩せたい→体重計に乗って60kgと表示されるようにする。

新しいものの説明資料を作ろう→1構造,2予算,3変更することによる効果について資料を作る

そして最初に設定したゴールにたどり着いたら潔く終わりにする。
ゴールを修正し続けると、手間ばかり増えて得られるリターンは少なくなっていく。
ゴールを設定することでナビで目的地を設定したと同じように進むべき道も見えてくる。
進むべき道が見えて来れば、集中力が格段に上がり、ゴールに向けて進むエネルギーが集中する。
曖昧なゴールを明確にしよう

2. 手順を限界まで減らす

皆Amazonという企業を知っていると思う、Amazonが登場するまでのオンラインショッピングでは、
氏名、クレジット種類を選び番号、有効期限を入力、送付先住所入力、と次へ次へと入力していかなければならなかった。
結果、途中で面倒になり購入をやめてしまう。
クレジットカード番号調べようと席を外している間に、購入意欲がなくなり画面を閉じてしまうのだ。
Amazonの創業者ジェフ・ベゾスは
「ステップ数が多いほど面倒になり顧客の気持ちが変わってしまうのを防ぐため一度だけのクリックで済ませること」をゴールを設定していた。
そしてAmazonはワンクリック購入の特許を取り大きな競争優位性を手に入れたのだ。
つまり、
ステップごとの手順を小さくするより、ステップ自体を取り除いたほうが効果が高い。
ステップが20もある説明書と3つの説明書を想像してみると、20もあると手を付けたくなくなる。
だいたい煩雑なのものには必要なステップに価値のない余計なものが付け加えられている。

財布にポイントカードを入れている。いろんな店のポイントカードがたまって財布がパンパンになる。

買い物に行った店でポイントカードを取り出そうとするが、ポイントカードが多くなかなか見つからない。

別の入れ物に入れるようにしたが、ポイントカードを持ってくるのを忘れたので取りに帰る。

2000円で2ポイントもらえるとして、
費用対効果で考えると2円のためにすごく無駄なことをしていないだろうか?
余計なものをつけくわえる前に最小限のステップで終わらせることを考えるのだ。
完了するために最低限必要なステップはなにかを考える

3. 早く着くために、ゆっくり進む

何かを始めるときに最初から全力疾走するとすぐに疲れてしまう。
疲れたら休み、休んでいるうちの遅れを取り戻そうと全力疾走して疲弊して悪循環になってしまう。
まずはやることの上限を決めることだ。
調子がいいからとペースを上げてしまうと、その後に反動がきて調子が落ち込んでしまう。
そして、下限も決めたほうがいい
1日8時間の作業を3日分まとめて1日24時間働いて2日休むとしたら同じ成果は得られないだろう。
ゆっくり動くことでスムーズに動ける、スムーズであればより早く動ける。
一日の作業量に下限と上限を決めることで日々着実に進むことができる。
1日10kmランニングしようと、ランニングシューズを買い、水分補給のボトルを買いと準備するのに疲れてしまう。
今の格好そのままで片道1kmのコンビニに向かって走る方が、圧倒的に動きやすい。

10kmに備えてまごまごして走り出せてない日が5日続ければ10km走っている。

その後の継続も1kmなら雨でも帰ってきてさっとシャワーを浴びようと思えるが、10kmとなってくると

走りやすいレインウェアを探したり、雨用のランニングシューズを揃えてみたりと余計なことが増えていく。

しまいに面倒になり、やらなくなってしまう。

ゆっくり動くことでスムーズに動けるということだ。
1日 X以上、Y以下とシンプルに範囲を決めて、そのペースを守る

まとめ

今回はエフォートレスな行動について3つ抜き出した。
より少ない努力で大きな成果を出すために最初の一歩を軽くして上手に踏み出し、
考えすぎずに楽に行動するノウハウが書かれているのでぜひ読んでみてほしい。
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